写真を大きく載せるか、小さく載せるか。媒体内における写真配置の考え方
印刷物や液晶画面などでは限られたサイズに収まるように、いくつもの写真がレイアウトされていたりします。
均等に横並びになっていたり、大きい写真の隣に小さい写真があったり、各写真のサイズ感や配置はモノによりまちまちです。
それぞれのサイズをどれぐらいの大きさで配置すれば良いのか、悩みどころではあります。
実務では上司からアドバイスや、媒体ごとに関係者からの指示など、写真サイズの変更指示を受けます。
修正をこなす内に、ある程度の自分ルールといいますか、考え方が身につきます。
一種のスタイルなので、絶対的な良し悪しを決定づけるものではない気もしますが。
ですが物事を決断するための“モノサシ”にはなっているな、と実感しています。
正解のないデザイン制作において、作業を進めるための必要要素だと捉えています。
さて前置きはこのあたりにしまして。
皆様それぞれの考え方はあるとは思いますが、筆者の考え方をお伝えします。
ヴィジュアル力
絵力のある写真(イラストもそうですが)は、大きく見せてあげたいです。
素敵な画像を見るだけで、心、動きます。
メリハリ
同じような写真が2枚ある時。
片方は大きくして、片方は小さくするなど、メリハリをつけます(場合によります)。
また全体を見たときに大小のメリハリがあると、賑やかな紙面になります。
均等(近似)
グループで統一感・まとまりを感じさせたいときは、写真サイズを均一化します。
またレイアウトがパターン化されていたり、説明的な写真が連続する場合も同様です。
補足説明
説明的で、大きく配置する必要性を感じない写真があります。
例えば「キャプション(写真に関する短めの説明文)」付きの写真です。
文章による補足説明があり「伝えたいことが伝わればよい」と捉えた写真は、小さめな配置になりやすいでしょう。
以上
簡単ではありますが、写真配置のサイズ設定について、考え方をお伝えしました。