ベクターデータとは

直線や曲線の線の図形データを「ベクターデータ」と呼びます。
さらに線などに色を付けることが出来ます。

ベクターデータの利点

ベクターデータは拡大しても画質が荒れず、綺麗な状態を保てます。
例えばロゴ・アイコン・マスコットキャラクター等を、ベクターデータで制作したとします。
すると看板等の大きな印刷媒体をはじめ、様々な媒体に流用できます。

一方で小さい写真や画像は、拡大すると画質が悪くなります。
大きくするたびに、ピンボケしたようにボカした画像に変化します。
ロゴ・アイコン・マスコットキャラクター等を画像で作ってしまうと、大きい印刷媒体で使用したときにボヤけてしまいます。

なぜ拡大しても画質が荒れないのか

ベクターデータでは、線の情報が数値で記録されています。
その数値の倍率を変えてあげれば、形が変わらないままサイズを変更できる。
という仕組みになっています。