紙の手触りを大事に

印刷物をつくるときは、紙の触り心地を検討します。
手触りは触感(五感)を刺激するため、重要だと考えています。

質感は、紙の滑らかさ。
大まかに「ツルツル」か「ザラザラ」で二分できそうです。

たとえば和紙であれば、指にかかるザラつき感が「特別感」「高級感」を演出します。
上質紙のザラつき感は、「手づくり感」「やさしさ」を感じさせます。
(筆者の所感です)

あとは紙の厚みが、手触りに影響します。
厚みがあると紙は硬くなり、薄いとペラペラと柔らかくなります。

手触りで「硬い」と感じれば、しっかりとした印象を。
「柔らかい」と感じれば、やさしい印象を与えます。

チラシやDMひとつにしても「手触りが与える印象」というものを、考慮してみてはいかがでしょうか?

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