ブログでのデザインを考える
ブログでは、文章が主体で、挿入図(写真等)により補足する構成だと考えられます(主観)。
中でも、大きな要素となるテキスト部分。
文字だけでブログが構成されていたとしても、デザインは可能です。
デザインすることで、可読性が上がります。
では、具体例をみてみましょう。
以下に2通りの方法を提示します。
文章の長さ(分割・改行)
1行の長文を分割して、改行します。
Before
「散歩の通りすがりに、ワンちゃんを連れたお兄さんがこちらに向かって正面から歩いてきたので、すれ違い様に会釈をして、そのまま散歩を続け、次の交差点を左に曲がったところにある公園で自動販売機の缶コーヒーを買って、ベンチに座って休息しました。」
After
私は散歩中です。
正面から、ワンちゃんを連れたお兄さんが歩いてきました。
すれ違い様に会釈をしました。
そのまま次の交差点を、左に曲がります。
曲がった先の公園で、休憩します。
自動販売機で、缶コーヒーを買いました。
ベンチに座り、一息つきました。
解説1
「◯◯は◯◯なので、△△は△△で、□□は□□でした」
という冗長な文章を分割します。
「◯◯は◯◯です」
「すると、△△は△△です」
「なので、□□は□□です」
のようにワンセットで考えて、改行しました。
文章がスッキリとしました。
解説2
文字の塊が、読み手に圧を与えます。
文章を目で追うのも、大変です。
そこで改行することで行末に余白が生まれ、文字を追いやすくなります。
さらに余白によって、次の行の始まりを認識しやすくなります。
スペース(段落)
段落にスペースを付けます。
Before
私は散歩中です。
正面から、ワンちゃんを連れたお兄さんが歩いてきました。
すれ違い様に会釈をしました。
そのまま次の交差点を、左に曲がります。
曲がった先の公園で、休憩します。
自動販売機で、缶コーヒーを買いました。
ベンチに座り、一息つきました。
After
私は散歩中です。
正面から、ワンちゃんを連れたお兄さんが歩いてきました。
すれ違い様に会釈をしました。
そのまま次の交差点を、左に曲がります。
曲がった先の公園で、休憩します。
自動販売機で、缶コーヒーを買いました。
ベンチに座り、一息つきました。
解説
段落ごとにスペースを入れることで、視認性が向上しました。
要所に空白を用いるところが、デザイン的な考え方になります。
以上
デザインの視点で、文章を読みやすくする例題でした。
(書き物は素人ですので、あくまでデザインとしての捉え方です)