街ぶら(群馬県みどり市 岩宿博物館)〜マンモスの化石・石器・土器・地層〜

群馬県みどり市にて「岩宿博物館」まで、ぷらっと遊びに行って来たときの感想です。
見所は石器・土器の展示と、マンモスの化石、地層です。
マンモスは大迫力ではありますが、石器と地層について執筆してみました。

石器

旧石器時代には既に石を加工する技術があったというお話。
動物の角などを使って石を砕いていましたが、力を加える位置や向きによって、狙い通りの形に削る工夫がされていたようです。

石の利用用途。

  • 尖らせた石=ナイフ
  • 丸くてでかい石=ハンマー
  • 先端が円すい状の石=穴を開ける用
  • ピックぐらいの大きさの石(うろ覚え)=獲物の皮をなめしたり油をすくいとる用

色々な形・使い道があります。

地層

続いて「史跡岩宿遺跡保護観察施設岩宿ドーム B地点)」内にて。8分間のアニメを見せていただきました(旧石器時代の様子など)。
なんと地層の断面が保管してあり、じっと眺めていました。

そのうち担当の方がお声がけくださいまして、お話を伺いました。

地層というのは悠久の時を経て、火山灰などが積み上がって層になるようです。
様々な火山が噴火することで、時代ごとに地層の色が分かれていました。

アニメやお話で説明を受けてから、本物の地層の断面を目の当たりにしていると、だんだんと興味が湧き上がってきます。

地層はミルフィーユ状に色違いの層が重なっているのが特徴的でしたが、中には遠路はるばる九州の方から群馬県に飛んできた火山灰の層もあるのだとか。

「あの辺にあるのが九州の層です」など、親切に教えていただきました。

最後に

マンモス、石器、土器、地層。
見聞きしていると、考古学ってロマンがあって面白いですね。
良いひと時を過ごせました。

それと岩宿遺跡の発見者、相沢忠洋さんをテーマにした映画が制作されるのだとか。
岩宿遺跡の発見により「日本にも旧石器時代はあったんだ!」というすごい発見にも繋がったそうで、ロマンもあれば、なんだかドラマ性も感じます。

「岩宿博物館」周辺にて。

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