アイデアの土壌

アイデアの土壌

調べ物

デザイン案を模索する際、調べ物をしたりします。

どんなことを調べるか?
たとえば「群馬県」にまつわる制作物があるとします。

群馬県の地図の形から、よく「つる舞う形の群馬県」などと呼ばれます。
そこから群馬といえば「鶴」が連想され、ひとつのアイデアが生まれました。

次に鶴の生態を調べてみます。
どうやら鶴は大陸を渡るようです。
そこから連想すると「旅する鶴」のようなアイデアが出来上がります。
群馬県の旅行冊子などで、デザインコンセプトやカットイラストとして使えそうですね。

関連付け

喫茶店でパンケーキを頼んだとします。
そこで「鶴」と「パンケーキ」をリンクさせます。

これをデザインに活かすには、どうするか。
ひとつ考えましたのは「群馬県の地図の形をしたパンケーキ」を撮影する。
というアイデアです。

ここで問題になってくるのは
・実現可能か?
・予算はあるか?
の2点。

実際につくるとしたら「料理人の監修」や「地図の形をしたパンケーキの型をつくる業者さん」と連携する必要があるかもしれません。

あとは予算がおりれば、実現できそうです。
絵力のある広告写真を作るために、なかなか力が入ってきました。

アートに予算をかけた分、インパクトのある写真が期待できます(そうでもなかった!というケースもありますが、物は試しです)。

ほかにも。
型を3Dプリントで制作して、パンケーキを作った後にカットする。
なんて方法も考えられますね。

その上に、はちみつをたっぷり垂らした写真を掲載したら、それなりに絵力がありそうです。
また、パンケーキの上に乗せるバターを群馬県の形にカットしても面白いかもしれません。

といった具合で広告媒体への用途もありますが、別件にも使えそうなアイデアが派生しました。

以上

アイデアの土壌づくりは、知識のインプットから。
そこから、言葉の掛け合わせによって何か楽しそうなアイデアに発展しそうだな。
といったお話でした。

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