アイデアの土壌

デザイン案を模索する際、調べ物をしたりします。

どんなことを調べるか?
たとえば「群馬県」にまつわる制作物があるとします。

群馬県の地図の形から、よく「つる舞う形の群馬県」などと呼ばれます。
そこから群馬といえば「鶴」が連想され、ひとつのアイデアが生まれました。

次に鶴の生態を調べてみます。
どうやら鶴は大陸を渡るようです。
そこから連想すると「旅する鶴」のようなアイデアが出来上がります。
群馬県の旅行冊子などで、デザインコンセプトやカットイラストとして使えそうですね。

制作段階においては、料理人の監修や地図の型をつくる業者さんの手などが必要かもしれません。
ですが、実現はできそうな気がします。
型を3Dプリントで制作して、パンケーキを作った後にカットする。
なんて方法も考えられますね。

その上に、はちみつをたっぷり垂らした写真を掲載したら、それなりに絵力がありそうです。
広告写真としても使えそうですね。
また、パンケーキの上に乗せるバターを群馬県の形にカットしても面白いかもしれません。

といった具合で、制作物への利用用途もありますが、派生して別の案件にも使えそうなアイデアが出来上がりました。

以上。
アイデアの土壌づくりは、知識のインプットから。
そこから、言葉の掛け合わせによって何か楽しそうなアイデアに発展しそうだな。
といったお話でした。

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