ダジャレと広告デザイン
広告ってけっこう、ダジャレを使います。
なぜダジャレにするのでしょうね?
著者がデザイン会社に勤めていた時も、ダジャレ案は考えていました(今もですが)。
アイデアを出す時って、あれこれ連想をします。
個人的には、ダジャレが「連想するヒントになるから」使うのだと思います。
ダジャレから広告デザインを作ってみる
電話代行サービス
試しにダジャレを使って、広告のデザイン案を考えてみましょう。
テーマは「電話代行サービス」。
有名?なダジャレは、「電話には誰も電話」。
そこから
- 至る所で電話が鳴り響いている。
- もしくはオフィス中央で、大音量の着信音が。
なんて現場を、イメージしました(後者はリアリティに欠けますが)。
背景は、それで行くとします。
次に、連想。
「電話に出ない」から、「三猿(見ざる、聞かざる、言わざる)」を連想しました。
これをどのように、絵づくりに落とし込むか?
「3人のスタッフが、目や耳や口を塞いで、電話に出ない」。
そんなデザインを、考えてみました。
キャッチコピーは「これでも成り立つ」。
構図だったり、配置だったり、色味だったり、キャッチだったり。
同じ題材でも、作者によってビジュアルは変わってくるのではないでしょうか?
とはいえ、三猿スタッフの図。
少し紙面が、面白くなりそうな気はしませんか?
おまけ。予算と絵作り
制作予算があるなら、
- 猿の特殊メイク
- 江戸っぽいオフィス
- 最遊記の孫悟空ぽい衣装
なんてことも、できそうですね。