世の中には、文章の誤りを直す「校正」と言うお仕事があり、「校正者」という職業があります。
校正とは、文字の誤りを正すことを指すのですが、「日本工業規格」の「印刷校正記号」というものを使って、間違えた文字にペン入れをして、関係者にお返しをします。

わたしたちデザイナーはというと、デザインのチェックのためにプリントアウトをします。
デザインの修正指示を赤ペンで書き入れるのですが、そのときに文字の誤りが見つかれば印刷校正記号で正誤を示します。

会社勤めの時にやっていたものですと、内部でチェックをするときに、ディレクター・編集者・校正者・（ライター・監修者等）の意見をすり合わせ、校正をまとめたりしていました（それぞれの立場や考え方などから、少しだけ差異があったりします）。

みなさんが赤入れした記号を眺めては模倣しているうちに、だんだんと覚えてきたりしたことを懐かしく思います。

ということで、文字の修正はどうするか？
「ルールに沿って、プリントに赤ペン書き」をしているのでした。

〜以下、校正例