【写真】台湾 新北市 瑞芳区 黄金瀑布の近辺から街と海を見おろす
撮影場所
台湾での一眼レフ撮影。
台北から、電車で瑞芳駅(Ruifang Train Station)へ。
そこからバスに乗って、九份を通り、黄金瀑布を見学。
あたりを散策しながら、海と町を見おろす写真を撮影しました。
黄金瀑布はネットで調べればすぐ出てくるので、別の写真をチョイスしました。
当写真の色補正の考え
未加工でアップしてしまうことも多い気がしますが、今回はかるく色補正しました。
カメラは素人のため、たいした写真は撮れません。
しかし構図や色補正に関してはグラフィックデザイナーとしての視座があり、目論見があります。
ひとまず色味に関する当方の狙いだけ、お話ししてみます。
たとえば、写真は全体的に青みがかっています。
青を少し抑えると現実的な色合いに戻ってくるかと思います。
ですが、この青さがどことなく神秘的かつ魅力的に見えたので、青みはそのまま残しました。
また街並みは影を落とし、木々の緑は補正をしていないので青みがかったままです。
影部分を明るくしてコントラストを強め、青みを調整すれば、鮮やかで綺麗な写真になります。
しかしこの場所はやまあいで、高さがあります。
「立地(時間帯もありますが)の関係で、影が落ちるくらいの高低差があるんですよ」ということを写真で伝えたい。
そのため影はそのままに明るさだけ微調整して、街並みをちょっとだけ見やすくしました。
写真を綺麗に見せるだけではなく、写真を通して何を伝えたいかを考えての補正となります。
今回、色味補正の目論見まとめ
- 全体のトーンは青みを残し、神秘的・幻想的に。
- 街並みの影はそのままに、リアリティ・現実性を。
という狙いの色補正でした。
※ほとんど手を施していないため手抜きな感じがしますが、あえて補正を抑える判断をしています。
本当に狙い通りに伝わっているかは定かではありませんが、あくまで“狙い”です。
なるべく魅力や特徴が伝わるようにしたいな。
と考えながら、写真の色味を整えました。
という、グラフィックデザイナーとしての当方の考え方(今回の例)をお伝えしてみました。