写真の修正。色補正と校正の例(森〜海〜空)
この写真は
ここは茨城県北茨城市大津町
「大津岬灯台(おおつみさきとうだい)」。
近辺より撮影。
冬の写真です。
さくっと撮ったこの写真。
季節的に、少し寂しさを感じさせるようなトーンになっています。
この写真を校正するときに、どんなところに気を使ったか。
少しずつ修正を進めながら、解説していきます。
元々の写真
元の写真はこちらです。
角度を調整
水平線が並行になるように、角度を調整しました。
これだけで、安定感のある写真に変わりました。
(撮影時から水平に撮るべきですが、この写真は結構ブレちゃいました)
気になる部分を直す
パッと見で3箇所、気になるところがありました。
修正後の結果がこちらです。
次に修正の意図をお伝えします。
海の白いツブツブ
やけに目につくので、取りのぞきました。
左下の木
微妙にはみ出ている感が気になるので、取りました。
またデザインのレイアウトで、トリミングした時に邪魔になる可能性があります。
右下の木
枯れ木を削除。
冬感・寂しさを感じさせるような印象を与えるので、加工しました。
色補正
色を調整します。
この写真では、大まかなところから「森(林?)」「海」「空」に分けて色を補正しました。
森
赤みが強く、色がくすんでいます。
森全体を明るくして赤みを抑え、木々を青々しくしました。
海
左右で色差が大きかったところを多少均一化して、海全体のトーンを落ち着かせました。
かつ、少し明るく晴れやかな印象にしました。
空
海と見分けがつきやすくなるように、白に近づけ浅い色にしました。
爽やかさを出して空気が美味しく感じられるようにする、という意図もあります。
以上
このような流れで、写真補正をしてみました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。