写真構図で意識したいイマジナリー・ライン

写真構図で意識したいイマジナリー・ライン

左右に並んだ2人を撮影します。
左にAさん右にBさんが、こちらを向いて立っています。

ここで、2人の反対側に回り込んで撮影します。
二人の背中がレンズに映ります。

その時、右にAさん左にBさんの並びとなります。
左右が反転しました。

AとBを座標と考え、線を結んだとき
その架空の線を「イマジナリー・ライン」と呼びます。

映像の世界では基本、イマジナリー・ラインを越境しないでね。
と言われているようです。
「左右が突然入れ替わると混乱するから」だそうです。

一方。デザインでは、各所を揃えることで安定感が生まれます。
たとえば人物リストでは、お顔の向きを揃えるのが自然です。
全員が正面を向く中、ひとりだけ横向きでは気になります。

また冊子のデザインをするとして、横並びの例に戻ります。
テーマは「二人旅」。二人は左右横並びです。
ページをめくり、二人が左右逆になっていたら、多少不自然かもしれません。

このように。
もしも、構成構図向きレイアウトなどに違和感がありますと。
読み手は、違和感の正体を紐解くべく、一度立ち止まってしまいます。
リズムは崩れ、再開が面倒になり、やがて離脱します。

できれば流暢に小気味良く、目を通してもらいたい。
イマジナリー・ラインへの意識付けは、その一助となりそうです。

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