【Illustrator】線幅を増減するスクリプト
を、自作しました。
すでに世にある機能でしょうが、筆者が使いやすそうなものを考えました。
とはいえ。やりたいことは明確ですが、自分でうまくプログラムを組めず。
ベースはChatGPTにお願いしました。
ただし、ChatGPTだけでは、うまくいかず。
あとは自力で四苦八苦しながら、バグを取り除きました。
バグの原因は、「小数だとプログラムの性質上、誤差が出るから」というものでした。
思わぬ落とし穴があるものですね。
それと完成品はGitHubに公開したいのですが、使い方を忘れてしまい…。
いずれ復習の機会を作らないと。
さて、「自分なりの線幅設定」について。
どのような工夫を凝らしたか、ご紹介させてください。
数値の刻み方
スクリプトをワンクリックで、一定の値に変更します。
0.1mm – 0.15mm – 0.2mm – 0.25mm – 0.5mm – 0.75mm – 1mm – 1.5mm – 2mm – 2.5mm – 3mm。
以降は、+1mmずつ。
0.2mmからひとつ大きくしたら、0.25mmに。
0.2mmからひとつ小さくしたら、0.15mmに。
というように、筆者が実務で使いやすい値で、増減を設定しました。
(0.3mm、0.4mmを入れるか、悩みました)
端数の扱い
CMYKでIllustratorを起動したとき、初期の線幅は、0.353mmに設定されています。
中途半端な数値です。
ここからひとつ大きくすると、0.5mmに。
ひとつ小さくすると、0.25mmになります。
または線幅が、5.13mmという数値だと仮定して。
ここからひとつ大きくすると、6mmに。
ひとつ小さくすると、5mmと、整数に調整されます。
線色なしと、極細線の切り替え
線幅が0.1mm以下のとき。ひとつ小さくすると、「線なし」になります。
また「線なし」からひとつ大きくすると、0.1mmの線になります。
mmとptの対応
環境設定のmm、ptに単位を合わせます。
色設定
色なしから、0.1mm(pt)に変更したとき。
それぞれ、グレーの色を割り当てています。
白か黒の場合。オブジェクトの再配色をすると、一手間かかります。
一手省ける場合があるかも?と、グレーにしました。
まとめ
実務で使いやすいかな?という設定で、制作しました。
切り替える値が細かいので、もう少し大味でもよい気もしますが。
使い勝手がイマイチなら、調整する予定です。