イラレ ベクターデータ自動生成(ベータ版)の感想

フォトショップに続き、イラストレーターでベクターデータが作れるようになりました。
技術の進歩が止まらないですね。

※ベクターデータとは、直線・曲線で作られた画像のこと。拡大してもキレイな画像として使えるのが特徴のデータ形式です。ロゴ・イラスト・図などで使われます。

まだベータ版につき商用利用は禁止とのことですが、利用できるようになる日が待ち遠しいです。

せっかくですので、今後の予習も兼ねて少し楽しむことに。
キーワード入力後、3パターンのイラストが表示されるところはフォトショップと同様です。
お好きなのをどうぞ、ということですかね。
それぞれしっかり、線のデータになっています。驚嘆!

さっそく触っていきます。
テーマは「人物」「食べ物」

人物の自動生成

「人、歩く、横向き」とキーワードを入力し、イラストを生成してみます。
“横向きの帽子を被った女性”、“手前斜め横向きのアフロの女性”、“後ろ姿の男性”。
と3つのイラストが出てきました。

一部、体や服などが欠けたりすることがありますが、ベクターデータにつき調整可能です。
よって現状でも実用可能で、かなりの時短が期待できます。

「人、歩く、横向き」に、「男性」のキーワードを追加してみました。
結果、女性2・男性1の比率は変わりませんでした。
性別は正式版リリースに向けて、精度が上がっていくといいですね。

次にテイストの問題。
上記キーワードに続き、「リアル」「漫画」と付け加えてみました。
テイストの変化はほとんど見られず、ほぼほぼ“IT系やクラウドサービス系のメインヴィジュアルなどでよく使われるような人物テイスト”という印象です。
絵のタッチ、バリエーションが増えるといいですね。

良かった点は「歩く」に関しては、12点とも全て「歩く」イラストだったところです。
好きな絵を選べます。

食べ物の自動生成

キーワードは「肉」
・美味しそうな“ステーキ肉”
・赤い“板かまぼこ”(に見える)
・“心臓”(よく言えばハツ。血管がぴょろっと…)
の3点でした。

次に、キーワードは「牛丼」
牛×3でした。

続いて、キーワードは「焼きそば」
“ます寿司”や“たこ焼き”風の食べ物が出てきたので、少し笑ってしまいました。
麺類は複雑で難しい?

ということで麺類被せ(洋食)。キーワードは「パスタ」
“赤身のお肉をリンゴの皮を剥くかのように薄く垂らし、モンブラン風にグルグル巻かれたモノ”が出てきました。
現代アート感があります(もしくはレディー・ガガさんの生肉ドレスを彷彿とさせます)。
さらには「ナポリタン」では“果物のようなモノ”、「pasta」では“ペンネ風のモノ”が1本。という結果でした。

食べ物は「使えればラッキー!」という状況でしょうか。
検索の仕方によっては、精度が高まるかもしれません。

以上、イラストレーター自動生成(ベータ版)に関しての感想でした。

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