ペルソナづくりの良さ
「ペルソナづくりが大事」なんて言われたりもします。
ですが、
- 「何となくピンとこないな」
- 「作る気が起きないな」
なんて、思ったりしませんか?
ここでは「何でペルソナって大事なんだろう」ということに関して、考えてみました。
共感が大事
まず前回、「共感できるメッセージは大事ですよ」というお話をしました
「共感した」というのは、「心に届いた」と言い換えられます。
「分かるわー」「あるある!」などの気持ちを呼び起こされている時、「共感してもらえた」と捉えることができます。
ではなぜペルソナを作るのが良い事なのか、筆者の考えをお伝えします。
ペルソナづくりの良さ
それは「相手の気持ちを想像しやすくなる」点です。
どういうことかといいますと。
たとえば漫画作家は「キャラクターが勝手に動く」というような表現をします。
人物像がハッキリしているから、どんな行動をとるのか想像しやすくなるのでしょう。
仲の良い人が、次にどんなことを言い、どんな行動に出るか、何となく分かる。
それと似たようなものではないでしょうか。
ただし、漫画のキャラクターは架空の人物です。
- 何が好きか
- 何が嫌いか
- どんなことをしてきたか
- どこの所属か
など、作家さんは「人物設定」を作り込みます。
この設定づくりこそが「ペルソナ」です。
しっかりと設定を作る
↓
見知った人物に感じられる
↓
セリフ・行動がイメージしやすい
↓
共感しそうな事の想像がつく
↓
その人の感動シーンが目に浮かぶ
となるのではないでしょうか。
末筆
昔は
- 「ペルソナづくり面倒だな」
- 「作る意味あるのかな」
なんて思っていました。
ですが、今は
「相手目線のメッセージを考える時、ペルソナは効果的なんだな」
と思えるようになりました。