カットイラスト(挿絵) 手描きラフ公開
昔のカットイラストの手描きラフを掲載します。
制作上「イラストのアイデアを考える」「縦横決められたサイズにピタっと収まるように描く」「データの制作と調整」など、慣れるまで少し難しいところがあります。
イラストのアイデアを考える
企画のテーマに沿って、アイデアを練ります。
検索してもいいですし、関連する書籍を調べてもいいです。
想像を膨らませるためのインプットが必要となります。
テーマによりますが、楽しそうなイラストだと良いですね。
慣れないうちは、イラストのアイデア出しが大変でした。
師匠からアイデアやアドバイスを提供していただくことも、よくありました。
(ご指導いただいたアドバイスは、備忘録として赤ペンを入れていたようです)
アドバイスを受けながら、スケッチを修正していくうちに、楽しげなイラストの下地が出来上がりました。
2017年のラフを、2024年に改めて見返しています。
見返して思ったことは「ストーリー性を感じさせるイラストは、面白そうに映るのかもしれない」ということです。
指定するサイズで描く
レイアウトの一部分に、決められたサイズでイラストを配置します。
縦は何ミリ、横は何ミリ、と。
たとえば文章の説明を分かりやすくしたい場合。
本文の横にカットイラスト(挿絵)を挿し込むことで、内容がイメージしやすくなります。
カンプ(完成予想のデザイン)にしたがって、指定された場所に、指定されたサイズでイラストを作る必要があります。
そのため、ラフの時点でサイズを決めてイラストを描いています。
データの調整
ラフの通りにデータを作ります。
パスデータ(線のデータ)で作るとき、微調整が大変です。
良い具合のイラストになるように、線の形を整えてあげる作業があります。
以上
イラスト作り。
決められたサイズ内に、アイデアを練ったイラストを描くには、少し「慣れ」や「手間」が必要です。
ですが、デザインをしていて楽しいところでもあります。