経験と経験をつなぐ

「人は過去に体験した事しか理解が出来ない」
そうした意見があります。

本当かどうかは分かりません。

しかし、何か物事が起こったとき。
過去を思い起こすことで、腹落ちすることはあります。

過去の経験と、新しい経験。
もしくは過去の知識と、新しい知識。
かもしれないのですが。

ともあれ、2つの経験・知識が、クロスする場面があります。

「昔、あの人はああ言ってたけど。最近、なんか気持ち分かるなー!」
「あの時、本で読んだ事。今回は別ジャンルの本だけど、同じような事を言ってる!」
などです。

過去の記憶が、今とリンクしたとき。
妙な納得感が生まれます。

それが正しい事なのかどうかは分かりませんが。
ひとまずの理解が深まる感覚はあります。

あの時の!的な、刺激性なのか?
シナプスの繋がり的な、記憶強化なのか?
事例が増えて、「やっぱり!」と思うのか?

理屈はサッパリですが「経験が大事」ということは、よく耳に挟みます。
経験を通してのリンク感・腹落ち感が、重点なのかな?と思います。

また、理解ができたなら、以前よりもアウトプットが楽になります。
ツボを押さえたからです。

「アウトプットが出来た」ということは、「表現が出来た」ということ。
つまりは、誰かに何かを提供できる、ということです。

経験や知識が混ざり合ったとき。

そこに「ジェネラリスト」としての広がりも。
「スペシャリスト」しての深みも。

T字的な補強がされる気がします。