あれま!?な名刺でございますね
まずはじめに、ごめんなさい。
名刺について、物申す回です。
人によっては、気分を害されるかもしれません。
名刺の重要性について、説くからです。
上から目線に感じられるかもですが、プロの目線を含みます。
かわりに、良い点(新たな気づき)もあるかもしれません。
どうか温かい目で、当記事をご覧ください。
あれま!?な名刺たち
名刺の予算を削っているんだろうな、と想像しうる事例が多々あります。
本当に、よく見かけます。
どこでそう思うか、気になりませんか?
印刷
目を凝らすと、文字が掠れていたり。
インクがうにょうにょ〜っと、波打っていたり。
とにかくあまり印刷状態がよろしくない。
そうした印刷所でプリントしたことが、伝わってきます。
また紙はご自身でチョイスされたのかな?なんて思うことも。
五感による訴求は大事ですので、紙質や紙厚を変えたいな、と感じる名刺もあります。
ロゴ
ネットで注文したのかな?とか、コンセプトや企業理念などが決まっていないのかな?
と、思えるロゴをお見かけします。
ロゴの使いやすさとか、バランスだとか、線の太さとか、色とか。
ちょっとしたガイドラインもなければ、使い方の説明や提案なども無かったんだろうな、という想像ができます。
また、このような企業ロゴが大々的にスクリーンに写し出されている様を目撃して、「あちゃー!」と思うことがあります。
(ロゴ=会社の顔ですので、余計にそう感じます)
デザイン
文字サイズが小さすぎたり、配色の整理がついていなかったり、QRが読み取れなかったり、欲しい情報が欠けていたり、ヴィジュアルの訴求力が不足していたり、動線が作られていなかったり、クロージングが考えられていなかったり、なデザインをかなり見かけます。
かなり、見かけます。
かなり、見かけます…。
もしかしたらデザイン性の不足から、興味をいだいてくれる人・内容をチェックしてくれる人の割合が減っているかもしれませんよ?
勿体無いポイントです。
編集
たとえば原稿の構成。
書きたいことが盛り沢山で、読みにくいし、要点が分かりにくいしと、もう少し情報を整理する必要があるな、という名刺を散見します。
反対に情報量が少なすぎて、受け取り方に困るケースもあります。
ほかにはコンセプトをうまく伝えきれていなかったり、もう少し工夫や仕掛けがほしいな、と感じる場合もあります。
誘導
どのようなアクションを取って欲しいか?という目的設定。
また、そのための誘導がうまく機能していない名刺があります。
何に共感してもらいたいか。何を見てもらいたいか。何をしてほしいのか。
適切にレッドカーペットを敷いて、ゴールまで導いてあげる必要があります。
大事なところなのですが、もっと気を配ってあげたいなと感じる名刺も、けっこうあります。
そんな名刺を受け取った時の印象
そうした名刺は、いくら素敵な紳士淑女から受け取ったとしても、仕事柄ちょっとした切なさを感じます。
(自社ブランドに対する姿勢などを想像してしまい)
デザインを粗雑に扱うことは訴求面で不利となり、ご自身のブランドを大切にされていないようにも映ります。
それはデザイナーだけではなく、デザインやブランドに注力している方からも同様の視線を注がれるかもしれません。
(昨今はデザイン思考を国が推奨しているので、なおさらです)
デザインには、ただ見た目を整えるだけではなく、内外への発信を整理・訴求するための、さまざまな仕掛けが施されています。
といった事を踏まえ、名刺(その他デザインや広報物)にも力を注ぐことをオススメしています。
なんだか気になってきた方へ
以上となります。
柔らかさに欠けた説教チックな話だと感じられたら、申し訳ありません。
とにかくお伝えしたかったのは、
「デザインに力を注ぐと、いろいろ良いことありますよ!」
というところです。
勿体無さを感じる名刺をよくお見かけしますので、
「名刺って素敵なものなんですよ!まだまだ良くなりますよ!!」
ということを、もっと知ってほしいのです。
もしも名刺(ほかデザイン・広報物)または自社について
- 私の事業は素敵だ
- 私の事業の良さを伝えたい
- 話を聞いてみたくなった
- 名刺をチェックしたい
- デザインに興味を持った
- デザインに注力したい
などなど、お考えの方。
「良い点」「悪い点」「改善点」「ほか企画」など。
いくつかのアプローチから、提案させていただきます。
なんだか気になったという方は、気軽にお声がけください。