フジの会見(2回目)、しばらく見てしまいました
昨日は会見が気になり、ライブでずっと見てしまいました。
20:00過ぎ?に会見が休憩に入り「やっと休憩か。あっ、やばい!見すぎた!!」と、ここで離脱しました。
本日確認したら、深夜2時過ぎまでやっていたとのこと。
凄まじいですね。
ここでライブ中に限ったことではないですが、主に会見で感じたことを話してみます。
質問者
質問者の人数、かなりいましたね。
気になったのは、フリーランスの方がやたら多い点。
なかにはYouTuberの方もいたり。
捻くれてみると、会見時間を潰すための人材を潜り込ませていたり?
ですが深夜まで会見していたことを考えると、そうでもなさそうです。
となると、皆さんの質問に向き合い信頼回復をはかるように。
というダルトン側の要求が色濃く反映されたのかな?という気も?
(単純に門戸を広くしただけかも)
2回目の会見ですしね。
質問内容
質問内容には、いろいろ不思議に感じることがありました。
堂々巡りなQA
他の会社と同じ質問をして、他の会社と同じ回答が戻ってくる。
そこが疑問でした。
他社とのやりとりを抜粋することに制限もしくは抵抗があるので、自前のリストから質問を選んでいる。
といった、報道側のルールがあるとか?(想像)
もしくは、疲れさせて本音を出させたいとか?
それか質問被りは仕方ないけど、爪痕を残さないといけないからとか?
同じ質問が多いため、繰り返される意図について考えていました。
NOで済む質問
大雑把に解釈して、以下のようなやりとりがありました。
「あなた方は◯◯ですか?」「いいえ、違います」
攻めっ気のある質問です。
これは不毛に感じました。
他局の地上波に抜粋してもらうための、アピールでしょうか?
それともネガティブキャンペーン?
正義感?
プロの方々ですので、何か意図を持って仕掛けたのだとは思いますが。
どこに焦点を絞った質問なのか、どういった狙いがあったのか、気になりました。
ただ、質問は1社につき2つまで。弾は2発。
「いいえ」で弾丸が空を切るのは、勿体無いなと思ってしまいました。
平行線の時間帯
「はいか、いいえで、答えてください」
「答えられません/第三者委員会にお任せします」
といったループや、無言の時間。
ここですぐに次の質問者に移ると、ちょっと嫌なイメージが残りますし。
とはいえ、答えられないものは答えられないでしょうし。
この平行線の時間も、見ていてなかなか辛かったです…(見るのやめればいいのに)。
フジ側の一貫性
堂々巡り・平行線のQAのやりとり。
記者としての考え方で、次のようなものがありました。
「角度をずらして同じ質問をすると、答えがわかる」(みたいな)
こうしたスタンスから、質問を重ねていたのかもしれません。
あとは長期戦ですし、何時間も会見していたら思考力が削がれますよね。
対して、フジ側。
アンサーは、一貫していました。
精一杯の姿勢と、粘り強さを感じました。
役員の年齢や性別
若い記者さんの質問が、時代の変化を表している気がしました。
現代に対する感受性が鋭敏に思えて。
時代に合わせた意識改革のためには、年齢・性別の比率を一新する必要性を感じました。
(とはいえ、実務の兼ね合いや複雑な人間模様で、人事改変は大変そうですが)
株主と株価
ぷらっと株価を見たら、けっこう回復していました。
(株、無知ですが気になって動きを見てみました)
スポンサーはどんどん降りてACのCMが流れて、みたいな流れがあり。
そんな状況にもかかわらず、会見時点では上向くもんなんだなーと感じました。
ダルトンによる第三者委員会設置の要求が効いたのでしょうか?
実際の動きとしてはもっと前にチャートは下がり切っていて、会見の前からとっくに回復しています。
世間体を考えると眉をひそめるような話題が続き、株価は上がらないのでは?と思いますが、株主としては既に次の段階なのでしょうかね。
ということで、株の変動は動きが一歩早いのかな?という感想と、逐一の情報収集+予測力が欠かせないのかも?という印象を受けました。
フジの新社長について
丁寧に説明責任を果たそうとしてくれる方、という印象を受けました。
そこから、他の出来事とリンクさせてみました。
海外の政治的な動きとして、力こそパワーな雰囲気の方が揃ってきた気がします。
一方で日本のトップは石破さん。
「丁寧に説明責任を果たす」点で、共通しています。
昨今は、不祥事やコンプラに厳しく目が光る時代でしょうか?
こうした空気感に合わせて、真摯に過去や未来に向き合うトップが増えるのかな?
なんて想像しました。
国内外で傾向が異なるように感じましたが、真摯的な姿勢が浸透していくことで、内外においてポジティブな作用がもたらされるようになっていくと嬉しいですね。
末筆
実に体力を要する会見でした。
一庶民としてのしょうもない意見ですが、それぞれの立場に思いをめぐらせました。
現状打破や核心をつく質問をするのは、至難なんだなーとか。
今回の質疑応答は、一言一言がとてつもないプレッシャーなんだろうなーとか。
後は時代に合わせた変化がいつどのようなプランで行われるのか、発信を待ちつつ見届ける形になるのでしょうかね。
近年の出来事が、周囲にどのように波及するのか。
または何事もなく、忘れ去られるのか。
何か時代に対する試金石のような捉え方もできそうです。