アイデアをスケッチする

誰の話だったか、昔の小説家の方で「スケッチ+文字」のメモを取る。
という方法を、何かの本で紹介されていました。

絵+文字。
後で、そのスケッチを見ながら、原稿を起こすのだとか?

筆者の記憶があいまいなところが多いのですが。
手法としては、インプット・アウトプット共に良いなと感じました。

紹介されていた場面は「電車の車窓からの情景」。
この場面を通して「スケッチ+文字」の何が良いと感じたか、筆者の感想を述べます。

インプット

たとえば、カメラでの撮影を想定します。
しかし以下のような状況では、対応できない場合があります。

  • カメラNGの場所
  • 雰囲気的に、カメラを構えにくい場面
  • カメラのセッティングが間に合わない時

ではスマホなら、どうでしょう?
スマホの方が、瞬発的な対応がしやすそうです。

ただ、車窓からサッと消えてしまうような、一瞬の景色もあると思います。

とはいえ、今見た一瞬の景色が、なんとなく記憶に残っている。
このイメージを忘れないうちに、サササッと手描きでメモしておく。

それなら何とか、記憶を保存しておくことができそうです。
また、心に残ったことや、備考などを、スケッチの横にメモしておくこともできます。

「スケッチ+文字」「風景+(備考&心情)」とも言いかえられそうです。

アウトプット

「風景+(備考&心情)」でワンセット。
だからこそ「仔細に文字に起こせるのでは?」と、想像しました。

またスケッチは写真と違い、部分的な表現となります。
視覚情報が、削ぎ落とされたイラストです。

では「何をスケッチするか?」となったら、要点を残すはずです。
だからこそ、何を文章化したいか、記憶を辿りやすいのでは?と思いました。

さらに文字のメモが、「記憶を引き出す+深掘りする」手助けをするのでは?と。

以上のことから、「アウトプットがしやすそう」だと、考えました。

末筆

映像記録において。

現代では、スマホでパシャリ。
これで、事足りそうです。

ただ、手描きの強みも、まだまだありそう。
という感想でした。