ホームページの目的と仕掛け(Rin5Graphicの例)

ホームページの目的と仕掛け(Rin5Graphicの例)

ホームページを作るにあたり、なにかしらの制作理由があるでしょう。
「PR」「集客」「通販」「会社案内」「リクルート」「システム」。

何を重視するか?
目的をはっきりさせ、そのために何か仕掛けが欲しい。
たとえば、ホームページでのPRを目的としたジャム屋さんのことを想像してみます。

「うちのジャムは、自家製で丹念に時間をかけて育てています。
だから採れたてで新鮮で、食品添加物を含まない安全なジャムができて、おいしいんですよ!」
ということをアピールしたいとします。

すると、
・上記の文章を整理し、分かりやすいところに掲載しよう。
・購買意欲を促すような、おいしそうな写真を撮ってみよう。
・ジャムを使ったお菓子をつくってブログにアップしてみよう。
・ホームページ特典を付け、集客のテストをしてみよう。
・インスタと連携して、周知させよう。
などと、いろいろ手が打てそうな気がしてきますね。

それらを企画し、集約・編集し、ホームページに公開する。
ということが、目的に対して仕掛けをする例となりますが、いかがでしたか?

では表題の、Rin5Graphicのホームページでは、どんな目的と仕掛けを施しているか。
現時点(当記事投稿時の考え)を、お話ししてみます(日々改善です)。

目的と仕掛け

現状、事業案内(会社案内)として活用しています。
名刺を配った方にQRを読み込んでもらい、ホームページで詳細を知ってもらう。
ということを主目的としています。
仕掛けに関しては、内容とデザインで分けて考えています。
また、トップページと、その他ページでの使い分けもあります。

内容

突出したことはせず、事業案内またはポートフォリオにとどめています。
ただし、構成にちょっとした思惑があります。

トップページ

できること、特徴、デザイン性を伝えるためのページにしました。
まず先頭に「インボイス対応のデザイン事務所」という表現があります。
これは端的に事業内容と、事業者としての信頼感を伝える狙いがあります。
「きちんと商売をされている方なんだな」と伝えた上で、内容を掘り下げる形にしました。
※個人事業のため、法人格のような信頼感がないことを踏まえた施策です。

他ページ

説明重視。真摯に事業案内としての役割を持たせています。
※時々、見直してみたり、ページを追加したりしています。
まだまだこれから。といった状態です。空き時間に少しずつ手直ししている段階です。

デザイン

部分的にデザイン性をアピール。
その他、大半のコンテンツ部分はできるだけシンプルにしました。
全体を格好良くしたいですが、制作時間の制約があります。
仕事の合間に少しずつ更新するため、修正・追加等の“加工のしやすさ”を優先しています。
かわりにレイアウト全体のスペースや、バランス、文字周りにはかなり気を使っています。
読み手の可読性を重視したデザインが作れるのは、グラフィックデザイン(印刷デザイン)出身者の強みです。
全体を通して整然さが行き渡るように、細かいところまで入念に調整します。

トップページ

動画の表現や、ワンポイントのデザインで、よそとの差別化をはかりました。
たとえば動画組込では訴求力アップを狙っていますが、別の理由も。
「撮影できる」「動画編集ができる」「Webでの表現力」をアピールする狙いも含みます(実際は、そこまでは伝わらなさそうですが)。
最終的に「一括してお任せできそう」と捉えていただけたら“成功”です。

他ページ

全体的なバランスや、可読性の調整に注力し、演出的な表現は控えています。
とにかくシンプルに、修正第一。
手直しのしやすさを重視しています。
デザインを見せるのはトップページ(のさらに一部分)の役割と割り切りました。
悪く言えば「手抜き」。
よく言えば「コンテンツのためのデザイン」とも言えます。

以上、当記事投稿時点でのRin5Graphicの考え「目的と仕掛け」でした。

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