Canva制作の手引き。考え方・進め方のご提案

Canva制作の手引き。考え方・進め方のご提案

既成素材でデザインをすると

Canvaでは、テンプレートや既成素材を選んだ後で、細部のデザインを考えます。

形式に合わせて文章を配置するので、レイアウトに無理が生じやすいです。
無理やり文字を詰め込む感覚に、モヤモヤを感じるかもしれません。

またテンプレートの形式に意識が向きすぎると、制作の意図を見失いがちです。

広告デザインではいかに要点を訴求するか、コンセプトづくりが重要です。
伝える順番や、何を伝えたいか、誰に伝えたいか。

重要なポイントを明確にしておくことが大切です。

といっても、具体的にどうしたらいいの?

そこで、ご提案。
ひとつの考え方と、ふたつの進め方を、お伝えします。

考え方

デザインしながら、文章もあれこれどうしよう?と考えますと。
気づいたら、要点がブレていきます。

ですので、メッセージを湾曲させない仕組みがあると助かります。
そのために「事前に文字原稿を作っておく」という考え方があります。

料理番組での「材料はこちら」というやつです。

進め方

方法1 テンプレート未使用

  1. 文字原稿を用意。
  2. 文字原稿をひととおり配置。
  3. 文章量の調整。
  4. 背景や飾りを探して貼り付け。
  5. 内容やデザインを調整。

という方法。

文章を配置したときに「文字多すぎ!読みたくない!!」
と感じたら、文章をカットしましょう。

文章を削るのはもったいないですが、読み手に優しい原稿となります。

メリット

  • テンプレートに合わせたモヤモヤがなくなる。
  • 内容に重視できる。

デメリット
デザインは自分でなんとかします。
その分、制作の労力が増えます。

方法2 テンプレートを使う場合

  1. 文字原稿を用意。
  2. テンプレートを選ぶ。
  3. 文字原稿から文章をかいつまんで配置。
  4. 内容やデザインを調整。

という方法。

デザインを作りながら文章を考えると、コンセプトがブレることがあります。
それは、テンプレートに合わせた文章作りにおいても同様です。

ですので事前に用意した文字原稿から、部分的に抽出して貼り付けます。

メリット
素敵なデザインが、あらかた出来上がっている。

デメリット
文字入れの融通が利きにくい点。
テンプレートの型に、はめ込むからです。

方法1と2の違い

まず文字原稿を作ります。

その後、
方法1:全文章を配置・調整→飾りペタペタ。
方法2:テンプレートに、原稿を一部はめ込む。

と、別れます。
最後は、内容やデザインの調整。

文章主体で、文字原稿を入れやすいのは「1」。
絵作りはどうもな、という方は「2」。

という進め方を、オススメしています。
そんな提案でした。

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