インク過多を防ぐために、色の数値を調整

印刷所の指定で、「画像の色は300%以内に」といった記述があります。
(数値は、印刷会社によって異なります)

インクの色はCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色です。
それぞれ、0〜100%で、インクの粒の大小を決めています。

それら「4色の合計値が300%まで」という意味です。

ところが黒っぽい写真などでは、上限をオーバーしがちです。
その場合、インクの総量を減らす必要があります。

ただ色味を抑える分、色は浅くなります。
ですので各色の数値を調整して、なるべく違和感のない色調を模索します。

このあたりは、画像を扱う人の腕の見せ所かもしれません。
筆者は未熟ですが、説明のために実演します。

CMYKは、336%(C:86 / M83 / Y92 / K75)

めかぶ、撮影しました(黒っぽかったので)。
濃色部分に着目すると、インキの量はオーバーしていました。

では、調整します。

CMYKは、289%(C:80 / M75 / Y85 / K49)

黒を抑えて、アッサリと。その分、他の3色で調整しました。
また、ただ薄くするのではなく、陰影が残るように調整を繰り返しました。

※黒を残し、他の3色を薄くした方が、良い結果が出たかもしれません。

このように印刷では、色数値を落としつつ、全体の雰囲気を整える工程が必要なのです。